SAKhsのブログ

サキの妄言の塊

HS エレメンタルについて (個体紹介番外編)

こんばんは、サキです

えっと、本当は3部完結にしようと思ったんですけど、カリモス様の解説が思ったより長引いてしまったので個体紹介番外編やります


最初に言っておくと、今回語るのは強いエレメンタルに限りません、1考察として考えてください、ちなみにシャーマン以外のエレメンタルもこちらで紹介させていただきます


まず『エア・エレメンタル』です

1.2.1シャーマンのミニオンで呪文ヒロパの対象にならないアンタッチャブルの効果を持ちます、メイジのヒロパでは殺されませんが、ローグ、ドルイドパラディンのヒロパにはほぼ無力です、ヒロパを使わせて序盤のマナを吸う働きを任せたり、ファイアフライと同じような動きができます


次は『グレイシャル・シャード』

こちらも1.2.1とエアと同じスタッツですが中立で効果は対象一体を凍結させます

こちらは相手のヒーローを凍結させる事でドルイドやローグに対して抵抗力を持つ代わり、メイジのヒロパに処理されてしまいます、『獰猛なヒナ』や『アルカナイト・リーパー』辺りの通したくない攻めの足止めにも使えます、これらの点から下僕から持ってくる事もありますね


『魔力異常体』

1.2.1エレメンタルシリーズです、こいつも中立で自分が呪文を唱える度に体力が1ずつバフされていきます、コインは呪文なのでそれで2.2までスタッツを上げることができますがわざわざデッキに入れるか必要はないと思います


『塵の悪魔』

シャーマンの1.3.1オーバーロード2の疾風疾風持ちです

オーバーロード2が重く、体力1が簡単に除去られてしまうので現状使い辛いです、ただし彼は『メイルシュトロームのポータル』から出てくれるのでもしメイルシュトロームから出てきたら6点ダメージをぶちかましてやってください


『ファイアプルームの先遺者』

同じくシャーマンの2.1.1雄叫びで手札のエレメンタルのコストを1下げる効果がありますソーリサン的な理論で言えば強いミニオンだったのですが……

2マナをテンポロスしてまで軽くしたいエレメンタルは手札に揃ってないでしょうし、そもそもエレメンタルはコストを軽くするメリットが薄いため、この子を使う事はないと思います……


『自由なるエレメンタル』

シャーマンの3.2.4オーバーロードする度に攻撃力と体力にプラス1を与えます、オーバーロードを一度でも行えば3.5と3マナにしては高いスタッツとなるので、『翡翠の爪』なんかと合わせて出せばパワーが出ます、ただしテンポ重視のエレメンタルはオーバーロードとあまり相性は良くない事を覚えておいてください


『アース・エレメンタル』

シャーマンの5.7.8挑発オーバーロード3 驚異的なスタッツの挑発です、スタッツだけなら『始祖ドレイク』『変・クリーパー』すら上回る怪物スタッツです、ですが前述の通り、エレメンタルはオーバーロードと相性は良くないのでデッキに入れるのは厳しいですね、『カリモスの下僕』から持ってくると強い事が多いです、オーバーロード3はカリモス様は出せませんが『ブレイズコーラー』は出せるので、シナジーが狙えない事もないのがニクいです


『超越者ハラジール』

シャーマンのエレメンタルにされた5.4.6、効果はこちらの呪文によって発生したダメージ分自分のヒーローのライフを回復するという変わった効果を持っています、『翡翠の稲妻』で4点、メイルシュトロームで1×相手のミニオン数分、火山噴火なら恐らくハラジールもやられますが15点回復が狙えます、スタッツも良く攻撃力4、体力5以上はプリーストに強いので構築から入っていてもおかしくないレベルの力はあると思います


『黄昏の槌』

エレメンタルは出ますが関係はないです、盤面にエレメンタルがいても効果を発揮する子はいないというのと、これから出たエレメンタルではエレメンタルシナジーを起動させられないからです


『ストーン・センチネル』

シャーマンの7.4.4.エレメンタルシナジーで2.2.3の挑発を持つエレメンタルを2体場に出します、野獣の精霊を内蔵したエレメンタルですね

これもアグロに対応できますが、7マナで2.2.3を出しても7マナまでたどり着ける相手には効果は薄く、アグロですら気休め程度でしかないのであまり強くはありませんが、下僕から取る価値がある時もあります、状況を見て選んであげてください


『即発のエレメンタル』

中立の2.1.1断末魔でランダムな敵ミニオンに3点ダメージ

3点の爆弾を抱えた1.1、敵のミニオンが一体ならば自爆して4点までダメージが出せます、構築では厳しいですが闘技場ならそこそこ強いと思います


『サンダーリザード

中立の3.3.3エレメンタルシナジーで適応する『獣』エレメンタルデッキならプテロダックスのヒナの上位互換です、毒を仕込めるエレメンタルシナジーはこの子だけなのですがその理由で構築で採用するのは厳しいですね


『火成のエレメンタル』

中立の3.2.3断末魔で1.1.2のエレメンタルトークンを2枚手札に加えます、このトークンは『ファイアフライ』と同じトークンなのですが、自身のスタッツは弱く、同じ3マナには『タール・クリーパー』や『温泉の守護者』と言った強力なエレメンタルがいるのでわざわざこの子を入れる必要はないと思います


『マグマ・レイジャー』

3.5.1の効果なし中立ミニオンです、かなり尖ったスタッツをしていますがヒロパなどで簡単に処理されてしまいます、ラファームさんに言わせると『ザコ』らしいです


『トルヴィアのストーンシェイパー』

中立の4.3.5エレメンタルシナジーで挑発と聖なる盾を獲得できます、彼はシナジー起動中に場に出てくるだけであらゆるアグロに絶望を与えてくれます、エレメンタルではないので、彼から下僕に直接繋ぐ事は出来ませんが、エレメンタルシナジーを切ってでも場に出す価値のあるミニオンだと思います


『ファイアプルーム・フェニックス』

中立の4.3.3雄叫びで好きな場所に2点のダメージを与えます、彼はかなり器用な働きが出来て強力です、序盤から中盤にかけての繋ぎに最適ですが、この環境は2.2.3が多く見られ体力2のミニオンはかなり少なく、彼の仮想敵がいなかったのが悲しいですが、次の環境では彼が羽ばたく姿が見れるかもしれませんね


『フローズン・クラッシャー』

中立の6.8.8.という強力なスタッツ、その代わり攻撃を行うたびに自身が凍結してしまうデメリット効果があります、2ターンに1度しか攻撃を行えませんが6ターン目に彼、7ターン目に『ブレイズコーラー』を出せば13点を生めるのでパワーは高めです、構築には厳しいですが下僕からは十分取れると思います


『フロスト・エレメンタル』

中立の6.5.5雄叫びで対象一体を凍結させます、デカイグレイシャルシャードですね

スタッツは心許なく重いので構築には入りませんが、彼は『デスウイング』を固める仕事を任せる事ができます、現状『デスウイング』を挑発以外で止める方法はエレメンタルにはないので、フロストエレメンタルで盤面に5点用意して『デスウイング』を固め次のターン炎の舌で7にバフされた彼と『ブレイズコーラー』の5点で取ると言った動きが狙えます、呪術がない時は下僕から取ってもいいと思います


『ストームウォッチャー』

中立の7.4.8疾風のクラッカーです、攻撃力は実質

8点で炎の舌を合わせれば12点ものダメージを出せますが、いかんせん重く瞬間的なダメージが出せない点でアラキアや『ブレイズコーラー』に劣ります、他の選択肢が弱くない限り下僕からも取る必要は薄いと思いますが攻撃力4体力5以上なのでプリースト相手には効くパターンが多いです


『バロン・ゲドン』

7.7.5の中立レジェンドエレメンタル、自分のターン終了時毎回自分以外のヒーローを含む全ての生き物に2点のダメージを与えます、自分のカードもまとめて焼いてしまいますが、『動き回るマナ』や基本トーテムは全てなぎ払ってくれる頼もしさもあります、ハンターのヒロパのように相手の体力もジワジワ削ってくれるのもポイントです


『オズラック』

9.5.5.挑発、中立のレジェンドミニオンです前のターンに出たエレメンタルの数だけ体力を5ずつ上げる雄叫びを持ちますが、エレメンタルは基本的に1ターンに一体ずつ出すのでこの効果はあまり意味をなしていませんが、9.5.10、ないし9.5.15の挑発を強いと見れるかどうかだと思います、ちなみに私はあまり強いと思えません、下僕から出ても優先度は低いです


ここからはシャーマン以外のヒーローカードのエレメンタルを解説します、エレメンタルを使うならやはりシャーマンが一番ですが他のヒーローもある程度エレメンタルのパワーを引き出す事が可能です


『スチーム・サージャー』

シャーマン以外のエレメンタルで唯一エレメンタルシナジーを持つメイジのミニオンです、効果は手札に『フレイムガイザー』を加える、です

4.5.4とスタッツも高くダメージスペルを入手できるのでかなり強いと思います、下僕から『パイロス』が取れなくても彼が取れれば仕事はしたと言わしめるほどのパワーはあります

『フレイムガイザー』2マナのメイジのスペルで対象一体に2点のダメージを与え、1.1.2のエレメンタルトークンを手札に加えます、例によってこのトークンは『ファイアフライ』のと同じものです、手札を減らさないダメージスペルです、メイジの生き物は貴重なので悪いカードではないと思いますが同じ2マナに『フロストボルト』がある以上構築には厳しそうです


『きらめく暴風』

メイジのミニオン、2.2.1断末魔でメイジの呪文1枚が手札に入ります、とりあえず置いておけるくれくれ君のようなエレメンタル、闘技場ではかなり頼れるミニオンだと思います


パイロス』

メイジのミニオンで2.2.2で断末魔でパイロス第2形態を手札に加える効果があります、第2形態は6.6.6.で断末魔パイロス最終形態を手札に加え、最終形態は10.10.10とかなり強力なスタッツを誇ります、除去しても除去しても強くなって帰ってくるので対戦相手はかなり厄介なミニオンとして認識するはずです、下僕から2枚目が生まれたら生き物の方のリソースはもはや問題なくなるでしょう


『ウォーターエレメンタル』

メイジのミニオンで4.3.6戦闘を行なった相手を凍結させる効果を持ちます、スタッツがかなり良く効果も敵を倒せなくても行動を止める事ができるので構築でも見る事のあるミニオンです、闘技場でも強くあらゆる場所で見る事のできるミニオンです


『アノマラス』

メイジのレジェンドミニオンです、8.8.6断末魔全てのミニオンに8ダメージを与えるエレメンタル、断末魔なのでAOEとしては運用し辛く、彼を出してからこちらも展開してしまうと彼が殺された時こちらの盤面も壊滅してしまうので運用しにくいと思います、闘技場の下僕からの選択肢としては全然ありですけどね


『結晶体の託宣師』

プリーストの1.1.1ミニオン断末魔は相手のデッキのカード1枚をコピーし手札に加えるプリーストの下級ミニオンです、移ろいのシェードの小型版と言ったところ、主にクエストプリーストで見かけます、断末魔でアドバンテージを失わないので悪くないミニオンだと思います


『マナ晶洞石』

プリーストの2.2.3ミニオンで自身が回復すると2.2のクリスタルトークンを生みます、闘技場ではかなり強く相手の行動をノースシャイア以上に縛ってしまいます、構築では見ませんが闘技場のプリーストと当たったら危険視してください


『光熱のエレメンタル』

プリーストの2.2.3ミニオン、自分のスペルのコストを1下げる効果を持つ言わば『魔法使いの弟子』、『真言・盾』をタダで打ってきたと思ったら『内なる炎』までタダで打ってきますし、『影の幻視』からとってきた各種密言をそのまま打ってきたりします、構築レベルでかなり危険なミニオンです


『ライトスポーン』

プリーストの4.0.5攻撃力0のミニオンですが、効果で自らの体力と攻撃力を常に同数にする効果があるので大体4.5.5です、『神授の霊力』と合わせると気軽に10.10を作れたり面白いミニオンですね


『太陽の破片ライラ』

5.3.5のプリーストのレジェンドミニオンです、効果は自分が呪文を唱える度にランダムなプリーストの呪文を一枚手札に加えるという凶悪なものです、幻視を打てば手札が増えホリノヴァやドラゴンファイアー等のAOEや密言も弾切れしなくなります、ほっておく事が不可能な強力なミニオンです弱点はスタッツの低さなので、そこを神授の霊力などでカバーするプレイングはよく見ますね


『光の王ラグナロス』

パラディン唯一のエレメンタルは8.8.8ラグナロス様の別形態、自分のターン終了時ランダムな味方を8点回復します、彼目当てに下僕を入れるエレメンタルパラディンなんてのもあるらしいですね、メイジなんかは彼を出されるとゲームエンドが見えるらしいですし、流石はラグナロス様です


『タールに潜むもの』

5.1.7の挑発、タール一族ですね、効果も相手ターンに3点を得るタール一族のものです

ウォーロックミニオンの中ではかなり優秀な性能を誇りアグロ相手にかなり強力なストッパーとなりえますがタール一族らしく攻撃には不向きですので他のカードで補っていきましょう


『タールロード』

7.1.11挑発、最大のタール、相手ターンに得る攻撃力は4です

潜むものやクリーパーと同じく攻撃には不向きですが強度は最大級、またウォーリアーのミニオンなのでストーンヒルの守護者から発見される事も多々あり、いざ出没すると対応できない壁になる場合があります、やはり体力11はかなり強いですね


長くなってしまいましたが、以上でハースストーンのスタンダードのエレメンタルの紹介は終わりです、ワイルドにはもう少しエレメンタルが存在するのですが、それはここで語るのはやめておきます

次回はこれらのエレメンタルを使用したデッキ構築とプレイングについて語りたいと思います


それではご静聴ありがとうございました