SAKhsのブログ

サキの妄言の塊

HS エレメンタルについて (個体紹介メイン編)

皆さまこんばんはー前回の続きです

今回はエレメンタルの各個体について語りたいと思います


まず最強のエレメンタルにしてエレメンタルデッキのエース『原子の王 カリモス』

8. 7.7という切り札を名乗るに十分な大型のスタッツもさる事ながら、彼の力はその雄叫びで発生する『エレメンタルの加護』に集約されます

エレメンタルの加護とは、エレメンタルシナジーによって起動する雄叫びで4つの効果、炎の加護、水の加護、風の加護、地の加護から一つを選択し雄叫びとして発動するというハースストーン最強クラスの汎用的な効果です、ちなみにエレメンタルシナジーについては基本編をご覧くださいね

『炎の加護』は相手のヒーローに6点のダメージを与えるという効果です、リロイ・ジェンキンスやファイヤーボールのように相手を焼き殺すのに使います、主にメイジの秘策に刺さりますね

『水の加護』は自らのヒーローの体力を12点分癒すという効果、こっちは上級回復ポーションですね、アグロデッキにこれを使うと高確率で諦めてくれます

『地の加護』は1.1のトークンを生み出せるだけ生む効果です、ハースストーンは盤面に7体のミニオンを出せるので1.1が6体出ると思います、『血の渇き』と合わせる3×7+1×7+7で35点バーストですね、挑発ウォーリアーのサルファラス後のヒロパをこれを盾に回避したりもできます

『風の加護』は相手のミニオン全てに3点のダメージを与える稲妻を落とします、恐らく最も使われる効果です、ダメージが最高で固定されたライトニングストームですからね、相手の盤面を焼き払い、荒野に1人君臨する姿はまさに「王」と呼ぶに相応しいです

ハースストーンにおいて4つの選択肢を持つのはカリモス様1人なので彼はまさにレジェンド級の強さです、私も何度も窮地を救われ勝利に導いていただきました

ですがそんなカリモス様にも苦手なことがあります、それが単体突破です

カリモス様の能力は多くの弱きミニオンを薙ぎ払うことはできても一体の強いミニオンに対してはあまり効果的ではありません、『呪術』とはマナ的に同時に打てませんが『退化』となら一緒に打てるのでそこも上手く使えるといいですね


そんなカリモス様の苦手な単体突破を請け負ってくれるのが『ブレイズコーラー』です

7.6.6というスタッツにエレメンタルシナジーから発生する雄叫びで5点を好きな所に投げることができます、『エリーズ』や『地底よりのもの』を一撃で粉砕してくれますし、こちらも相手のヒーローに投げられるのでバーストにも使えます、まさに『火』力の塊ですね、こちらは呪術と合わせられますがカエルには余程の事がなければ点数投げないと思います


次は『カリモスの下僕』についてです

5.4.5のスタッツでエレメンタルシナジーからエレメンタルを一体発見できます、彼のおかげで3枚目のブレイズコーラーや2枚目のカリモス様が出てくる、なんて事も珍しくありません、また攻撃力が4なのでプリーストに簡単な除去を許しません、下僕でこのパワーなのがカリモス様の威厳を匂わせますね


そんな彼らのエレメンタルシナジーを起動させてくれるエレメンタルも紹介していきます


まず『ファイアフライ

1.1.2で雄叫びで同じスタッツのトークンを手札に加える能力があります、この子はアグロによく使われてるイメージですが、エレメンタルならば『翡翠の稲妻』などのスペルを使った後、対処できない『終末予言者』に対してエレメンタルシナジーを切らさせないと言った動きが可能な器用な子です


『タール・クリーパー』

こちらもエレメンタル以外のデッキでよく見る子です、3.1.5挑発というスタッツながら相手ターンには攻撃力が2上がるので『センジン・シールドマスター』を食っちゃってるいけない子です、エレメンタルデッキでもとりあえず出せるエレメンタルなので使い方は変わらないと思います


『温泉の守護者』

3.2.4挑発、雄叫びで好きな場所を3点回復します、タールクリーパーと違って戦闘に自分から参加できる性能がある点と回復効果で差別化ができます、メイジのアレクストラーザをこいつの回復と呪術で止めて次ターンカリモス様の水の加護でメイジの勝ち筋はほぼ絶たれ実質リーサルはよくやりました、ただしこの子はプリーストに狂気ポーションを当てられてしまうのでそこは注意していきたいですね


翡翠の精霊』

4.2.3のエレメンタル、雄叫びで翡翠のゴーレムを出します、アップデートで追加された彼は鏡の住民を踏んだり、2体のミニオンを一気に展開できるので『炎の舌のトーテム』と噛み合わせやすいです、また4マナなので『カリモスの下僕』へのテンポになります


『ファイア・エレメンタル』

最強の基本ミニオンです、6.6.5という強スタッツに雄叫びで3点を生めます、この3点は飛ばしどころが多く、メイジのマナワーム、学者、キリントア、パラの戦隊長、プリのノースシャイア、光熱のエレメンタル、シャーマンの炎の舌、マナの潮のトーテムなど、数えだしたらキリがないほどです

6マナなのも大切で、彼、コーラー、カリモスの流れは最強のマナカーブだと思われます


『風の王アラキア』

シャーマンのクラシックレジェンドです、8.3.5という控えめなスタッツながら、疾風、聖なる盾、挑発、突撃と効果は強烈、自身が挑発の癖にアグロの残党をぶち殺す残忍ながらも頼もしい性能、猛毒カタツムリも聖なる盾で叩き潰します、相手のヒーローを攻撃するなら『リロイ・ジェンキンス』と同じパワー、炎の舌と同時に出せば10点のバーストを出しパイロと同じパワーも見せます、まさにレジェンドです


最終的に私が使役したエレメンタルは彼らになりました、というか最初から最後までデッキの形は変わり続けても彼らはデッキから抜ける事はありませんでした、ありとあらゆる状況に適応できるのがエレメンタルの強さです

ミニオンが変化し適応するのが獣ならば、プレイを変化し適応させるのがエレメンタルという事ですね


ご静聴ありがとうございました、